ハーブ療法とは
西洋では日頃のヘルスケアや病気の症状改善のため、自然療法の一つとしてハーブが使用されてきました。日本ではハーブ療法やハーバルケアなどと呼ばれています。
日本人にとってなじみ深い「どくだみ」などもメディカルハーブで、「どくだみ茶」はハーブティーなのですよね。
ハーブ療法としては、ハーブティーとして服用するほか、身近なところでは、火傷した時にアロエの液をつけるとか、風邪の予防に生姜湯を飲むといったこともハーブ療法の一つです。
☆一般的にハーブ療法の主要な効果は以下の3つです。
①心身の緊張感をほぐす
②疲れをとって心身を安定させる
③利尿を促し血行をよくする
ハーブによる療法は、西洋だけでなく日本でも古くから伝統的に行われています。
また、中国でもハーブと言われる薬草を漢方薬として使うという古い歴史を持っています。
ハーブは人の生活に役立つ植物の総称です。「薬草」「香草」と訳され、料理をはじめとして日常生活のさまざまな分野で活用されています。その中で、ハーブに含まれている成分を健康維持のために使おうとする分野で活用されるのがメディカルハーブなのです。
当院の取り組み
当院では鍼灸治療と合わせて、ハーブティーによるハーブ療法を取り入れています。
鍼灸治療後にハーブティーでほっこりして帰っていただきたいという目的だけではなく、気が全身をめぐるまでの間、ハーブティーを飲んで過ごしていただきたいと思っております。
東洋医学でいう「気」は身体を巡ります。一周めぐるのに30分ほどかかると言われていますので、施術後、調整した気を逃さないように、また邪気が入らないように、休息していただくという意味合いがあります。全身に気を巡らせながら、ハーブティーを飲むというのは、効果がありそうな気がしませんか?